

コンクリート技士・主任技士とはどんな資格か コンクリートの製造や施工、検査および管理などに携わる技術者として 必要な知識・能力を認定する資格です。 「技士」は試験に合格した年度の翌年度から4年間、「主任技士」は登録した年度から4 年間で、「登録証」には有効期限が記載されます。
技士と主任技士の違い
技士はコンクリート製造の各工程や検査を行い、主任技士は製造や研究に関わる計画・管理などを行います。
資格を取るメリット
また、コンクリート技士、主任技士を取得すると、コンクリート診断士試験の「コンクリートの基礎知識に関する試験」が免除されます。

コンクリート診断士とはどんな資格か
コンクリート診断士(コンクリートしんだんし)とは、社団法人日本コンクリート工学協会が実施する講習会を受講し、試験によって相応レベルのコンクリート診断・維持管理の知識・技術を保有していると認定され、登録した者に与えられる称号のことである。
資格を取るメリット
資格を持っていなければ、維持管理業務を行うことができないというわけではありません。
しかし、構造物を診断するという行為は、中立的な立場で行うことが必要であることから、構造物の管理者がコンクリート診断士の活用を求めるケースも増えてきました。
とくに調査・診断業務に従事する技術者にとっては、その能力を証明するものであり、責任ある立場で業務を遂行するためにも必須の資格であると考えられます。
また、コントラクターやコンサルタント、構造物の管理者は、それぞれの立場でよりよい維持管理に貢献する必要があり、そのための技術力向上、意識の啓発に役立つ資格であるということができます。
技術士や土木学会資格など、さらに上級の資格を目指すための足がかりとなる資格でもあります。